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4TH-MARKETをめぐる旅 2019 【4】END

旅の締めくくりは、三鈴陶器さんへ。

窯元見学編、後編です。





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その名の通り、

3つの鈴がモチーフになったロゴがかわいい。


まずはじっくりとお話を伺いました。




三鈴陶器さんでは、
土鍋をメインとした耐熱陶器の製造が95%。

何よりも特徴的なのが、土の色。

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茶色、ベージュ、黒、白と、
4色の土があることがお分かりいただけると思います。
これは世界的にも珍しいことなのだそう。

また難しいデザインや要望に応えるために、
新しいことにもどんどん、
チャレンジしていらっしゃいます。

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例えばこのカセロラシリーズ。
他にはないデザインが人気の商品ですが、
この掛け分け、
全体に白い釉薬を施した後、
黄色い釉にまずフチと持ち手だけを浸し、
最後に内側にはスプレーでかけます。

言葉にすると簡単ですが、
時間も手間もとてもかかる工程。
普通はまずやらないよ、
と笑っておっしゃっていました。

手間をかけ、挑戦をしていかなければ、
新しいデザインは生まれない。

職人の魂を垣間見ました。






動力成形


竹政製陶さんでも出てきた、
動力成形。

ただ少し違うのは、
竹政製陶さんは、

お皿のような凸の形を作る外ゴテ。
三鈴陶器さんは、

丼のような凹の形を作る内ゴテです。

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型に土を入れ、

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機械へ。

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コテが下がって成形されます。

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前から見るとこんな感じ。

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土鍋の型、たくさん。



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乾かして、
やはり手作業で取っ手を付けていきます。

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ひとつひとつ印をつけ、
濡らして接着。

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次の工程へ移動中、
妙な既視感。

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この左側の扉、なんと元体育館!
そして屋根の通路も、元渡り廊下!

小学校だった建物を、
50年前に移築してきたのだそうです。

こういうの無理。
好きすぎる。
テンション爆上げでシャッターを切る。
(デジカメの容量不足で慌てふためくことになるとは、
 この時露ほども知らず…)



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乾いたら形を整えて、素焼き。



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奥にあるのが素焼きの窯。
そして、

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大量の土鍋、土鍋、土鍋!
あまりの量に圧倒されます。






施釉



耐熱陶器の土は粗め。
そのため釉薬にドボンとつけると、
ピンホールという穴ができてしまいます。

ホットケーキを焼いた時の気泡を思い出していただくと、
わかりやすいかもしれません。

それを防ぐため、

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スプレーでシューッと吹き付けます。

釉薬をどれくらいかけるのかはすべて感覚。
長年の経験から培った技術です。






トンネル窯


トンネル状の長い窯。
陶器を台車に乗せ、
トンネルの中をゆっくりと移動させます。

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こちらがトンネルの入口。
奥に火が入っているのが見えます。

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窯は全長約25m。
入口から出口まで、
約24時間かけてゆっくりと移動していきます。

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とっても長い。

温度は真ん中がいちばん高く1175℃!
前後は200〜300℃。
余熱 → 本焼成 → 冷却 と行っていきます。

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こちらが出口。
やはり赤く光っているのが見えますね。

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焼き上がった陶器たちを、
更に冷ましていきます。
横を通るだけであったかい!
夏の作業はどれだけ大変でしょうか…



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最後に検品をして出荷。

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アレゴリー行きの荷物を発見!









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ドドン!
と積み上がったこちらは、
土鍋の型。

型は100回ほど使用すると、
水分の吸収が悪くなるので交換となります。

土鍋の最大サイズが10号。
直径にして約30cm。
その大きさを作る型となると、
大きさはもちろん、
重量も相当なもの。

現在は職人さんの高齢化により、
大きいものが作れなくなっていっているそうです。

高齢化の波は陶器にも。


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これにて、
4TH-MARKETをめぐる旅は終了。

 

知識としては知っていたけれど、
実際に目で見てようやく腑に落ちたこと。

 

特に気にもしていなかったけれど、
実はとても重要なポイントだったこと。

 

たくさんのことを知ることができました。


そして個人的には、
職人さんたちの手仕事、
その姿、風景、
歴史ある建物にも大興奮。

 

故に手ブレのひどい写真ばかりでしたこと、
どうかお許しください…(笑)




ここまで読み進めてくださった皆様、
過去の旅の様子もぜひご覧になってみてくださいませ。

窯元見学の旅 前編
窯元見学の旅 中編
窯元見学の旅 後編

お付き合いいただきありがとうございました!








おまけ



残念ながら出荷に至らなかった陶器たちの山!


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4TH-MARKETを探せ!
状態でテンション上がる一同。


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陽が差し込む作業場。


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昔ながらの木造の梁。
乾燥中の土鍋たち。


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使い込まれた道具たちもさることながら、
壁の落書きもとても気になる。


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