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4TH-MARKETをめぐる旅 2019 【3】
4TH-MARKETをめぐる旅、
ここからは窯元見学編をお送り致します。

まずは前編、竹政製陶さんへ。

萬古焼の産地の中でも、
特に古い歴史を持つという老舗。
土鍋や土瓶に代表する、
耐熱陶器に力を入れていらっしゃり、
原料の調合からすべて自社で行っているそうです。



当日は晴天。
広く大きな屋根と、青い空にそびえる煙突。

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屋外に置かれた大きなタンク。

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陶器を焼くための燃料が入っています。
1日1本は消費するのだそう。


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興味津々で中へと進む一行。
はじまりはじまり。






圧力鋳込み


石膏の型に土を流し込み、
成形する技術です。

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上下が合わさった型の穴から、

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圧力をかけて土を流し込み乾かして、

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隙間にプシュッとエアーを入れ、

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浮かせてパカッと外します。

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一見すると油粘土みたいだけれど、
触っても形が崩れたりしません。

高い圧力をかけるため焼き上がりの変形が少なく、
均等な仕上がりになります。






ガバ鋳込み


急須や花瓶等、
中が空洞の焼き物に使う成形方法です。

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こちらは土瓶。
本体と、フタや口等の部品、
別々の型で作ります。

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こちらが本体部分。
上から泥を流し込み、
15分ごとに角度を変えて乾かします。
周囲から土が固まるので、
最後に内側の余分な土をガバッと捨てます。
だから「ガバ」鋳込み。(笑)

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こちらが部品たち。
完全に乾かした後は、

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なんと手作業で穴を空けます。

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正確無比なベテランの仕事。
「よく失敗するのよ!修正するのも上手になったわよ!」
と笑っていらっしゃいました。
カッコイイ。



内側の穴も、こんなに均等に。

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すべてのパーツをくっつけて、
ひとまずの完成。






動力成形


土を石膏型に乗せ回転させ、

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逆回転させたコテを上から押し付け、

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引き延ばして形を作ります。

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余分な土が横からピーーッと飛び出ています。

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できあがり。

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ちなみに土は、
自動で定量にカットしてくれる、
専用の機械がありました。
スッパリ気持ちの良い切り口。






成形の工程はこれでひと通り。



広ーい作業場を進んで行くと…

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着飾る前のシュケルシリーズを発見しました!

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そこここに見慣れた形を目にしつつ…







ここではバリ取りの作業。

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こちらもひとつひとつ、手作業です。

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焼成前の段階なら濡らせば土に戻るので、
水をつけたスポンジでこすり、
表面をきれいにしていきます。






素焼き


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素焼き用の窯。
意外と小さい印象。
素焼きの段階では、
陶器同士が釉薬でくっついたりしないので、
中はギッチリ詰まっているそう。

焼成中だったので中は見れなかったけれど、

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小窓からギッチリ具合がうかがえました。


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素焼きが終わると裏印が入ります。
お馴染みの!



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釉薬をかけ、
本焼きに入ります。






本焼き


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本焼きの窯です。
3つあって、
酸化焼成用、還元焼成用に分かれています。

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中は真っ白なレンガ。
焼成中はこのレンガが真っ赤になるそう。
迫力がある…

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焼かれ待ちの陶器たち。
この台ごと窯の中に入るそうです。

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窯の裏側にこんなものが。
昔はこの番号順にレンガを引き抜いて、
窯の中の酸素量の調整をしていたそうです。
この手書き感、味。

 

 

昔と言えば、

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釉薬はこんな瓶に入れて、
保存していたそうです。
これもまた、味。

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四日市で唯一現存するという、
レンガ造りの煙突。
こちらも現在は使用されていないそうですが、
歴史を感じます。

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水に沈むのは、オジヤ鍋……?
瓶、煙突、陶器の奇跡のコラボ。



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最後に検品をして、
出荷の準備に入ります。



出荷待ちの陶器たち。

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こうして陶器は作られて、
私たちの手元にやってきます。



様々なものに触れ興奮冷めやらない中、
一行は三鈴陶器さんへ。
窯元見学編、後半へ続く。







おまけ


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穴あけの作業場。
上段真ん中の白いお方はグラテ?

 


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風情ある扇風機たち。


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使い込まれた道具って心惹かれる。


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素敵なタイルの手洗い場。


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土に混ぜる鉱石の袋。
このペタライトを混ぜることで、
熱に強く丈夫な耐熱陶器が作られます。


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本焼きの窯の扉。


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